舟を編む
このタイトルに見覚えがある方もいるんじゃないかな…。
タイトルで見た感じ、なんだろう。人生の船とかそういう感じ?
ってとらえていたので、いざ手に取って読んでみて意表をつかれました。
辞書を作るお話。
辞書ってあれです。誰もが小学校や中学に入学すると手にするアレです。
誰もが当たり前の言葉をとりあえず引いてみちゃうアレ。
「右」とか「左」とか。「男」と「女」とか。
考えてみたら辞書って作る人いたんだよな…。ありえない量の単語をとにかくさまざまな言葉で表現して。
小説と違って様々な人が関わり、時間もものすごくかけてあの分厚い辞書を作る。
原稿も一人じゃなく。単語一つ一つもその人の主観を入れないよう気をつけて…
気が遠くなる作業!
そしてこの本は様々な人の目線で物語が進みます。
主人公から見た話と周りの人たちから見た辞書の編集の現場と。
ちょっと辞書ひきたくなりましたw
そういえば学校で購入した辞書以外に辞書見た事ないなあ。
出版社ごとに違うらしいです。
ちょっと興味出てきたので古本屋かどっかで見てみよう…w