桜風堂ものがたり

先日読み終わった本は「桜風堂物語」 作者は村山早紀

 

これは別に好きな作者だからとかじゃなく、図書館で他の誰かが返却した後の本を手に取っただけなんですけどね…あたりでした。

 

とある書店員さんと周りの人たちが織りなす奇跡の物語。と言った感じかな。

一言で表現するとあっさりしてますが…

本を買うと言っても書店員さんだけがかかわる問題ではない事。いろんな人の思いがある事。

書店が次々と街から消えていく現実。

リアルな内容も含め、主人公の若き書店員が人と関わり、一冊の本と出会いその本をどうにかたくさんの人々に手に取ってほしくて奮闘する…

 

ああ、こんなにも一冊の本を世に生み出すのは大変なのだなあ。

いろんな努力をしているんだなあ。

書店ってこうやって成り立ってるんだな。などなど。

 

知らない世界をのぞき見した気分でした。

 

いや、私が知らなかっただけかな…?他の本好きな方は知ってるかもしれませんが。

 

でも、本って生きてるんだなって思いました。

人々の手を伝って。生きているんだなあってしみじみ感じさせられました。

 

本が好きな方にはほっこりできる内容じゃないかと思います。

 

拙い文章で申し訳ない…。でも表紙の絵もなんか若者向けな温かい絵なので

見かけたらぜひお手に取ってみてください。

お勧め!